休日

ポイ捨てされてたマスクを拾うボランティア活動に参加しました

みなさんこんにちは
いかがお過ごしでしょうか

今回は、都内某所にて定期的に開催されている、マスク拾いのボランティアに参加した話を紹介したいと思います。

このような地域貢献活動と聞くと、少々堅苦しいイメージを持たれる方も多いのではないでしょうか。ですがそんなことは一切なく、活動中も和気あいあいとしていたので、とても有意義な時間だったと心の底から感じております。

私も含めて、参加者のほとんどが「また参加したい」とのことでした。

マスク拾いのボランティア活動はいったいどんなことをやるのか?

参加してみた感想は?

この2点について軽く紹介したいと思います。

うさぎ
今回は、具体的な場所や主催者および参加者のお名前などは伏せさせていただきます。

 

もくじ

マスク拾いの活動内容

では今回参加したボランティア活動の内容や流れについてさっと説明いたします。

 

開催時間や人数

午前9時に都内の某駅前にて集合します。結構早めですので、あまり人は来ないだろうと思っていましたが、15〜20名ほど参加されておりました。

活動場所及び内容

3~4人1組に分かれて、山手線沿いの駅をメインに歩きながらポイ捨てされているマスクを拾います。

 

こんな感じです。皆さんも目に付く機会が増えたのではないでしょうか。

ゴミ拾いと聞くと、黙々と拾うようなイメージがありましたが、皆さんお散歩感覚でユルく活動されておりました。
1人何個拾わなければならないノルマなども全然なくて、むしろお散歩や雑談のついでにマスクを拾うような感じでしたねw
それぞれ仕事のことや、あまり深い仲ではないからこそ言えることなどを話しながらマスク拾いをしておりました。

おさむらいさん
楽しく活動するのがいちばんでござるね

 

マスクがポイ捨てされている主な場所

 

地域によりますが、私が周回したエリアの中でもっとも目についたのは駐車場。ひどいときは柵の金網にマスクを結び付けているんですよね。神社の縁結びのようにw(写真撮り忘れましたごめんなさい)

逆に、大通りや飲食店付近などはあまり見かけませんでした。すでに他の方が拾われていたのかもしれませんが。
他にも、茂みや歩道と道路の境目にこっそりと捨ててありました。

隠れてポイ捨てしているような気がして、陰湿さを感じましたね。
バレないと思ったら大間違いですよ!w

 

拾い集めたマスクのゴミを集計※閲覧注意

 

正午12時頃に再び都内某駅前にて集合し、各自拾ったマスクを集めます。今回の結果はこちら

うさぎ
ひええ、都内とはいえこんなに集まるのね

 

3時間程でもこの量、、、
放ってはおけませんよね。
もし心当たりのある方がいましたら、今すぐに行動を改めていただきたいと思います。

 

集計が終わりましたら一旦解散し、時間のある方はランチへ行きます。そこで少し話して1日終了というような流れです。

 

ボランティア活動に参加してみた感想

朝の日の光を浴びながら活動するので気持ちがいい

開催時間が早いので陽の光も暑すぎずに暖かいです。
最近では平日休日問わず、自宅で過ごす時間が多くなっているが故にメンタルにも少し悪影響が出ている方も多いと聞きます。

 

朝散歩などの健康法もはやっているようですが、それに近いものがあります。実際に人と話しながら朝日を浴びて散歩(メインはマスク拾い)をするのは今だからこそ必要なのではないでしょうか。

 

損得勘定で考える人が居ないからすぐに打ち解けられる

ボランティア活動なので時給は発生しません!なので無償活動を承知の上で来ている方々が集まっております。
損得勘定で人やモノを見る人が居ないので、初参加も常連さんもすぐに打ち解けられるとても心地よい雰囲気でした。

私も今年から参加させてもらっている新参者ですが、当初はかなり緊張しました。ですが皆さんとても気さくで穏やかな人柄の方が多かったのでものの30分で馴染めましたw

変な愚痴やネガティブな話が少なかったので、変な気を使わずに楽しむことができたのも、このボランティア活動が続いている理由のひとつなのではないかと思います。

 

年齢層が広いので色々な話が聞ける

参加する前は、年齢層がある程度固まっているのかと思ってましたが、世代や仕事内容もバラバラでした。
私と同じサラリーマンや、ダブルワークをされている方、自営業から保育士etc.

こんなに幅広い層の方々と触れ合う機会は、そうそうないなと思いました。仕事ならなおさらですよね。

普段の仕事のことであったり、なかなか副業が軌道に乗らない人への意見交換だったりと、為になることも色々聞けたのはとてもありがたかったです。
仕事と家業の両立が難しい方の悩みを熱心に聞かれていたのも印象的でした。ボランティアに参加した人ならではの人柄を感じました。

 

今だからこそできる

マスク着用の機会が増えたが故に、ポイ捨てされているマスクの量が増えていますよね。あえてマスク拾いをメインにしているのもこんなご時世だからだそうです。
「誰かがやってくれるだろう」「バレなければいいだろう」ではなくて自らが自発的に行動する。そんな方たちと交流することができたのも、この機会がきっかけになったので縁とはわからないものだなと思った次第でございましたw

 

最後に:楽しかったですが、環境問題についても考えさせられました。

 

マスク着用がもはやマナーとなりつつある昨今では、感染症のほかにもゴミ問題が深刻化しております

使い捨てマスクのほとんどが不織布のプラスチック製なので、ポイ捨てしても土には還らず、そのまま残り続けます。道に捨てられているだけでも許せない行為ですが、山や海に流れ出たらどうでしょうか。

「使用済みのマスクに関しては、一見してプラごみだと分かりにくい商品名にも問題があると考えています。使い捨てマスクに使われている不織布は『布』と付いていますが、素材表示に記載されているポリエステル、ポリウレタン、ポリエチレンなどは全てプラスチックです」

日本財団ジャーナルより

 

マスクのゴミ問題についてはかなり深刻で、メディアにも取り上げられるほどになっています。

今回のマスク拾いの活動は楽しかった反面、環境問題について改めて考えさせられました。

昨今では「嫌なことはやらなくていい」というような風潮が広がっておりますが、誰かがやらないといずれ、自分に返ってきます。

ですがなにもデモなんかやらなくてもいいですし、SNSに愚痴を書いても気が滅入るだけ。
だとしたら私たちにできることは個人やボランティア活動を通じて自発的に動き、少しでも誰かの役に立つことではないでしょうか。

今回紹介したマスク拾いに興味がございましたら、問い合わせフォームよりご連絡いただければと思います。
「こんなボランティア参加してみませんか?」などのお誘いも大歓迎です。
ぜひお待ちしております。

 

うさぎ
最後までお読みいただきありがとうございます。

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